ブルーライトカットレンズの正しい使い方について

新型コロナウィルスの感染拡大防止に、オンラインシステムの活用でリモート授業や仕事が行われるようになりました。
タブレットやパソコンのモニター画面と長時間向き合ってゆく生活では、同じ時間ブルーライトを浴びていることになります。
ブルーライトを理解し、正しく、上手にブルーライトカットレンズを使用することをお勧めいたします。

ブルーライト「青色光」とは380nm〜500nmの短波長光の事です。
強いエネルギーを持ち、光を散乱させる性質があるので、人は眩しさを強く感じ、文字などを見るときにぼけて見えたりします。
その一方で、人間の生体「概日リズム」をコントロールする刺激を脳に送る大切な光線でもあります。
朝の目覚めは、この眩しい光を目から入れることで、脳が刺激され覚醒を促すのです。
この光を長期間失うと、体内時計に乱れが起こり、夜眠れない、朝起きられない、昼間ボーとしてしまう、気力が持続しないなどの健康に影響してしまいます。
小児など成長期の年代には大変重要な問題です。

ブルーライトカットコートレンズは、画面からの強い光線をカットし、眩しさや見づらさ、ブルーライトによる眼精疲労を解消してくれますので大変有効ですが、ブルーライトカットコートレンズを生活に取り入れる場合は二つの点に注意しましょう。

  1. ブルーライトカットレンズが必要な場面と時間を決めて装用する。
    =仕事に電子機器を使用する、授業や学習に電子機器を使用する、携帯などの画面を多く見るなど=
  2. ブルーライトカットレンズが必要ない時間は、紫外線カット(UV400)のみの眼鏡等を併用する、特に日常の生活では起床時にはブルーライトカットレンズ以外の眼鏡を使用することが必要です。

*既に、眩しさを軽減する、医療用遮光レンズの眼鏡を使用している場合は、ブルーライトカット不要の事もあるので、詳しく相談をしてみることをお勧めいたします。